よしだあきみ【吉田秋生】
[1956〜 ]漫画家。東京の生まれ。骨太の筆致や緻密なストーリー展開などで少女漫画に新風を吹き込み、幅広い読者の支持を得る。心理描写のきめ細かさも評価が高い。代表作「BANANA FISH」「吉祥天女 (きっしょうてんにょ) 」「河よりも長くゆるやかに」など。
よしだいそや【吉田五十八】
[1894〜1974]建築家。東京の生まれ。東京芸大教授。数寄屋 (すきや) 建築を現代化した独自の様式を確立し、五島美術館などを設計。文化勲章受章。
よしだいっすい【吉田一穂】
[1898〜1973]詩人。北海道の生まれ。本名、由雄。短歌から詩に転じ、第一詩集「海の聖母」で認められた。他に「故園の書」「未来者」など。
よしだえいざ【吉田栄三】
[1872〜1945]文楽人形遣い。初世。大阪の生まれ。昭和2年(1927)より文楽座の人形座頭 (ざがしら) 。初め女方を遣ったが、のち立役 (たちやく) に転じた。
よしだおいかぜ【吉田追風】
相撲の家元吉田司家 (つかさけ) 当主の世襲名。
よしだかねとも【吉田兼倶】
[1435〜1511]室町中期の神道家。本姓、卜部 (うらべ) 。京都吉田神社の神官。唯一神道(吉田神道)を創始。足利義政の知遇を受け、神祇伯 (じんぎはく) 白川家と対抗して神職界に勢力を伸ばし、全国の神社を支配するほど勢威をふるった。著「唯一神道名法要集」「神道大意」「中臣祓抄」など。
よしだきじゅう【吉田喜重】
⇒よしだよししげ(吉田喜重)
よしだけんいち【吉田健一】
[1912〜1977]評論家・英文学者・小説家。東京の生まれ。吉田茂の長男。評論のほか、短編・随筆も発表。著「文学概論」「ヨオロツパの世紀末」など。
よしだけんこう【吉田兼好】
⇒兼好 (けんこう)
よしだげんじろう【吉田絃二郎】
[1886〜1956]小説家・劇作家・随筆家。佐賀の生まれ。本名、源次郎。自然や人生に寄せる愛惜と悲哀の情を語りかける思索的な作品を書いた。小説「島の秋」、戯曲「大谷刑部」、随筆感想集「小鳥の来る日」など。