しゅうきうんどう【周期運動】
一定の時間ごとに同一の状態を繰り返す運動。単振動・円運動など。
しゅうきかんすう【周期関数】
周期的に変動する関数。関数f(x)のうちで、すべてのxに対してf(x+k)=f(x)となる正の定数kがあるとき、f(x)を、kを周期とする周期関数であるという。三角関数など。
しゅうきすいせい【周期彗星】
太陽を焦点の一つとして楕円軌道を描き、一定の周期で太陽に近づく彗星。離心率は1未満。公転周期が200年以上の場合は長周期彗星、200年より短い場合は短周期彗星という。⇔非周期彗星。
しゅうきてき【周期的】
[形動]同じことが、ほぼ一定の時間を置いて繰り返されるさま。「—な出血」「—な寒波の到来」
しゅうきひょう【周期表】
周期律に基づいて元素を配列した表。初めは原子量の順に並べたが、現在では原子番号順に改められている。並べ方によって短周期型と長周期型とがある。縦の配列を族、横の配列を周期という。元素周期表。周期律表。 [補説]原子番号と元素一覧原子番号 元素(元素記号) 周期/族1 水素(H) 1/12 ヘリウム(He) 1/183 リチウム(Li) 2/14 ベリリウム(Be) 2/25 ホウ素(B) 2/136 炭素(C) 2/147 窒素(N) 2/158 酸素(O) 2/169 フッ素(F) 2/1710 ネオン(Ne) 2/1811 ナトリウム(Na) 3/112 マグネシウム(Mg) 3/213 アルミニウム(Al) 3/1314 ケイ素(Si) 3/1415 リン(P) 3/1516 硫黄(S) 3/1617 塩素(Cl) 3/1718 アルゴン(Ar) 3/1819 カリウム(K) 4/120 カルシウム(Ca) 4/221 スカンジウム(Sc) 4/322 チタン(Ti) 4/423 バナジウム(V) 4/524 クロム(Cr) 4/625 マンガン(Mn) 4/726 鉄(Fe) 4/827 コバルト(Co) 4/928 ニッケル(Ni) 4/1029 銅(Cu) 4/1130 亜鉛(Zn) 4/1231 ガリウム(Ga) 4/1332 ゲルマニウム(Ge) 4/1433 ヒ素(As) 4/1534 セレン(Se) 4/1635 臭素(Br) 4/1736 クリプトン(Kr) 4/1837 ルビジウム(Rb) 5/138 ストロンチウム(Sr) 5/239 イットリウム(Y) 5/340 ジルコニウム(Zr) 5/441 ニオブ(Nb) 5/542 モリブデン(Mo) 5/643 テクネチウム(Tc) 5/744 ルテニウム(Ru) 5/845 ロジウム(Rh) 5/946 パラジウム(Pd) 5/1047 銀(Ag) 5/1148 カドミウム(Cd) 5/1249 インジウム(In) 5/1350 スズ(Sn) 5/1451 アンチモン(Sb) 5/1552 テルル(Te) 5/1653 ヨウ素(I) 5/1754 キセノン(Xe) 5/1855 セシウム(Cs) 6/156 バリウム(Ba) 6/257 ランタン(La) 6/3(ランタノイド)58 セリウム(Ce) 6/3(ランタノイド)59 プラセオジム(Pr) 6/3(ランタノイド)60 ネオジム(Nd) 6/3(ランタノイド)61 プロメチウム(Pm) 6/3(ランタノイド)62 サマリウム(Sm) 6/3(ランタノイド)63 ユウロピウム(Eu) 6/3(ランタノイド)64 ガドリニウム(Gd) 6/3(ランタノイド)65 テルビウム(Tb) 6/3(ランタノイド)66 ジスプロシウム(Dy) 6/3(ランタノイド)67 ホルミウム(Ho) 6/3(ランタノイド)68 エルビウム(Er) 6/3(ランタノイド)69 ツリウム(Tm) 6/3(ランタノイド)70 イッテルビウム(Yb) 6/3(ランタノイド)71 ルテチウム(Lu) 6/3(ランタノイド)72 ハフニウム(Hf) 6/473 タンタル(Ta) 6/574 タングステン(W) 6/675 レニウム(Re) 6/776 オスミウム(Os) 6/877 イリジウム(Ir) 6/978 白金(Pt) 6/1079 金(Au) 6/1180 水銀(Hg) 6/1281 タリウム(Tl) 6/1382 鉛(Pb) 6/1483 ビスマス(Bi) 6/1584 ポロニウム(Po) 6/1685 アスタチン(At) 6/1786 ラドン(Rn) 6/1887 フランシウム(Fr) 7/188 ラジウム(Ra) 7/289 アクチニウム(Ac) 7/3(アクチノイド)90 トリウム(Th) 7/3(アクチノイド)91 プロトアクチニウム(Pa) 7/3(アクチノイド)92 ウラン(U) 7/3(アクチノイド)93 ネプツニウム(Np) 7/3(アクチノイド)94 プルトニウム(Pu) 7/3(アクチノイド)95 アメリシウム(Am) 7/3(アクチノイド)96 キュリウム(Cm) 7/3(アクチノイド)97 バークリウム(Bk) 7/3(アクチノイド)98 カリホルニウム(Cf) 7/3(アクチノイド)99 アインスタイニウム(Es) 7/3(アクチノイド)100 フェルミウム(Fm) 7/3(アクチノイド)101 メンデレビウム(Md) 7/3(アクチノイド)102 ノーベリウム(No) 7/3(アクチノイド)103 ローレンシウム(Lr) 7/3(アクチノイド)104 ラザホージウム(Rf) 7/4105 ドブニウム(Db) 7/5106 シーボーギウム(Sg) 7/6107 ボーリウム(Bh) 7/7108 ハッシウム(Hs) 7/8109 マイトネリウム(Mt) 7/9110 ダームスタチウム(Ds) 7/10111 レントゲニウム(Rg) 7/11112 コペルニシウム(Cn) 7/12113 ニホニウム(Nh) 7/13114 フレロビウム(Fl) 7/14115 モスコビウム(Mc) 7/15116 リバモリウム(Lv) 7/16117 テネシン(Ts) 7/17118 オガネソン(Og) 7/18
しゅうきりつ【周期律】
元素を原子番号の順に並べると、性質のよく似た元素が周期的に現れるという法則。1869年、ロシアのメンデレーエフとドイツのマイヤーが発見。元素周期律。
しゅうきりつひょう【周期律表】
⇒周期表
しゅうきせいせいしんびょう【周期性精神病】
⇒双極性障害
しゅうきぜみ【周期蝉】
セミ科マギキカダ属の昆虫の総称。体は黒色、翅脈 (しみゃく) はオレンジ色。米国中部から東部にかけて生息。発生後、幼虫は13年または17年を地中で過ごし、一斉に羽化する。発生の周期から「十三年ゼミ」「十七年ゼミ」、また13と17が素数であることから「素数ゼミ」ともよばれる。