てつがくし【哲学史】
哲学思想の歴史的な推移・変遷などを明らかにするための学問。
てつがくしゃ【哲学者】
哲学を研究する学者。 [補説]曲名別項。→哲学者
てつがくてき【哲学的】
[形動]哲学に関するさま。また、事物や人生などの根本的なあり方を探究するさま。「—な映画」
てつがくどうこうえん【哲学堂公園】
東京都中野区にある公園。哲学者井上円了が明治37年(1904)に四聖をまつる四聖堂を建て、精神修養の場としたことに始まる。昭和19年(1944)東京都に寄贈、昭和50年(1975)より区立公園となる。
てつがくのみち【哲学の道】
京都市東部、琵琶湖疏水に沿う小道。北の銀閣寺橋から南の若王子 (にゃくおうじ) 橋に至る。全長約1.5キロ。大正時代、西田幾多郎・河上肇・田辺元ら哲学者が散策したことによる呼称。
てつがくてきゾンビ【哲学的ゾンビ】
言動や社会性の面でも、生理学・解剖学的にも普通の人間そのものだが、内面的な意識を持たないという、思考実験上の存在。 [補説]オーストラリアの哲学者D=チャーマーズが提唱。哲学的ゾンビが、喜怒哀楽などさまざまな感情を表出したとしても、それは内的な情動の発露でなく、機械的な反応・演算の結果として出力しているに過ぎないが、現実の人間がそのような存在でないと証明することはできない。