四十にして惑わず
《「論語」為政から》人は40歳になれば、道理を知って迷わない。→不惑 (ふわく)
しじゅううで【四十腕】
40歳ごろに、腕が痛んだり上がらなくなったりすること。しじゅうかいな。
しじゅうかた【四十肩】
40歳ごろに、肩の関節が痛んで腕の動きが悪くなってくること。医学的には五十肩とともに肩関節周囲炎(凍結肩)と総称される。五十腕。四十腕 (うで) 。四十腕 (かいな) 。
しじゅうから【四十雀】
スズメ目シジュウカラ科の鳥。全長約15センチ。頭が黒く、ほおが白い。背は暗緑色で、白い腹に黒い太線がある。平地・山地の林にみられ、都会の公園にもすむ。《季 夏》「老の名の有りとも知らで—/芭蕉」
しじゅうからがん【四十雀雁】
カナダガンの亜種。全長約70センチ。シジュウカラのようにほおが白い。冬、日本へ多数が渡ってきていたが、近年はまれ。ほおじろがん。《季 秋》
しじゅうくらがり【四十暗がり】
40歳ごろに、自然に視力が衰えてくること。四十ぐらみ。
しじゅうしまだ【四十島田】
女性が40歳ごろになっても、まだ島田髷 (しまだまげ) を結うこと。女性が若づくりをすること。また、その女性。→四十振袖 (ふりそで)
しじゅうのが【四十の賀】
算賀の一。40歳になった祝い。よそじのが。
しじゅうふりそで【四十振袖】
女性が40歳ごろになっても、まだ振袖を着ること。女性が若づくりをすること。また、その女性。→四十島田 (しまだ)
しじゅうかいな【四十腕】
「四十肩」に同じ。