まわりあわせ【回り合(わ)せ】
自然にやってくる運命。めぐりあわせ。
まわりえん【回り縁】
建物や部屋の周囲の二方以上にめぐらした縁側。
まわりかいだん【回り階段】
螺旋 (らせん) 状に回りながら上下する階段。
まわりぎ【回り気】
気を回して心配したり疑ったりすること。「お前さんも余程 (よっぽど) —の人だね」〈風葉・深川女房〉
まわりこんじょう【回り根性】
気を回して疑いやすい性質。「それとも知らず下郎の—」〈伎・幼稚子敵討〉
まわりしょうぎ【回り将棋】
将棋の駒を用いる遊びの一。各自が駒一つを将棋盤の一隅に置き、金将4枚を振り、その出方によって駒を進めて、早く上がったほうを勝ちとする。
まわりすごろく【回り双六】
振り出しから出発し、交互に賽 (さい) を振ってその出た目の数だけ進み、早く上がることを競う遊戯。道中双六などの類。
まわりずみ【回り炭】
茶道の七事式の一。炉中の下火をすっかり揚げて、主客ともに順々に炭をつぐ式法。炉のときだけに行う。
まわりぢえ【回り知恵】
浅はかな知恵。浅知恵。「これも女の—、許して下され徳兵衛殿」〈浄・油地獄〉
まわりどうろう【回り灯籠】
外枠に薄紙や布を張り、内側にいろいろな形を切り抜いた円筒を立て、中心にろうそくを立てた灯籠。ろうそくに火をともすと、その火気で円筒が回り、外枠に影絵が映って回転して見える。走馬灯 (そうまとう) 。《季 夏》