たいようれき【太陽暦】
地球の公転運動すなわち1太陽年を基本単位にした暦。エジプト暦に始まり、ユリウス暦・グレゴリオ暦と改良され、現在世界各国で使用。1年を365日とし、西暦年数が4で割り切れる年を閏年 (うるうどし) とするが、100の倍数になる年は400の倍数でない限り平年とする。日本では明治6年(1873)から太陰太陽暦に替わって採用し、新暦ともよぶ。陽暦。→太陰暦
たいようこうはつでんふきゅうかくだいセンター【太陽光発電普及拡大センター】
経済産業省の住宅用太陽光発電補助金交付に関する業務を取り扱う、一般社団法人太陽光発電協会内の組織。通称、J-PEC(Japan Photovoltaic Expansion Center)。
たいようどうききどう【太陽同期軌道】
人工衛星がとる軌道の一。年間を通じて、衛星の軌道面に対し太陽のなす角が常に一定となる軌道をいう。衛星直下の地表における太陽の入射角が一定となり、同一条件の下で地表を観測できるため、準回帰軌道と組み合わせて地球観測衛星の軌道として利用されることが多い。SSO(Sun-synchronous orbit)。
たいようどうきじゅんかいききどう【太陽同期準回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。太陽同期軌道と準回帰軌道を組み合わせたもの。衛星直下の地表における太陽の入射角が一定となり、同一条件の下で地表を観測できることに加え、一定周期で同一地点の上空に戻ってくるため、地球観測衛星の軌道として利用されることが多い。
たいようはんせん【太陽帆船】
太陽帆(宇宙帆)を主推進装置とする宇宙船。宇宙帆船。宇宙ヨット。
たいようほ【太陽帆】
宇宙船の推進力として、太陽や恒星からの光や粒子風の圧力を利用する装置。帆船の帆が風を受けて進むように、宇宙船に取り付けられた薄膜により光を反射して推進する。燃料を必要としないため、宇宙空間での遠距離移動の手段として有望視されている。平成22年(2010)5月、日本のJAXA (ジャクサ) により太陽帆実証機IKAROS (イカロス) が打ち上げられた。ソーラーセール。ソーラー帆。宇宙帆。
たいようろ【太陽炉】
太陽光をレンズや反射鏡で集中し、高熱を得る装置。数千度の高温を発生することができ、発電や調理などに利用される。また、オリンピックの聖火はギリシャのオリンピアで太陽炉を用いて採火される。
たいようフレア【太陽フレア】
⇒フレア3
たいようめんけいか【太陽面経過】
⇒日面通過
たいようめんつうか【太陽面通過】
⇒日面通過