かんせいきんゆう【官製金融】
日本政策投資銀行など政府系の政策金融機関が提供する金融サービスのこと。民業を圧迫し、官僚の天下り先になるなどの指摘があり、縮小の方針が示されていたが、金融危機への対応で融資額・資産規模が拡大している。
かんせいだんごう【官製談合】
⇒入札談合
かんせいだんごうぼうしほう【官製談合防止法】
⇒入札談合等関与行為防止法
かんせいはがき【官製葉書】
郵政官署が発行していた郵便葉書の名称。郵政事業が日本郵政公社に承継された平成15年(2003)以降は「官製」ではなくなった。→郵便葉書 →私製葉書
かんせいワーキングプアー【官製ワーキングプアー】
国・地方自治体等の公的機関で、収入・待遇などが恵まれない状態で働く、非正規雇用の労働者のこと。雇い止めや低時給、正規雇用とほぼ同じ労働で賃金に格差があるなど、民間企業の場合と同様の問題があるとされる。
かんせいしゅんとう【官製春闘】
春闘の労使間交渉に政府が介入することを揶揄 (やゆ) していう語。 [補説]平成25年(2013)、政府が政労使会議を開き、経済界に賃金の引き上げを要請。これを反映する形で高水準のベースアップが行われたことから、マスコミ等で用いられるようになった。
かんせいファンド【官製ファンド】
国が中心となって出資し、民間の企業や事業に投融資する基金。