つかさくらい【官位】
官職と位階。かんい。「罪なくて罪に当たり、—を取られ」〈源・明石〉
つかさこうぶり【官冠/官爵】
1 官職と位階。官位。「高き家の子として—心にかなひ」〈源・少女〉 2 年官と年爵。「受領までこそ得させ給はざらめ、—、御封などはあべき事なり」〈栄花・見果てぬ夢〉
つかさつかさ【官官/司司】
1 中央の各省庁。「—できちんと対応する」 2 多くの役所。また、多くの役人。つかさづかさ。「御法事にすべて—の人皆ゐたち」〈栄花・月の宴〉
つかさびと【官人】
官職にある人。官吏。役人。「—より始めて、諸々の民に至るまで」〈東関紀行〉
つかさめし【司召】
「司召の除目 (じもく) 」の略。
つかさめしのじもく【司召の除目】
在京の諸官を任命する公事 (くじ) 。古くは春、平安中期ごろから秋に行われるようになった。内官の除目。秋の除目。京官の除目。→県召 (あがためし) の除目
つかさやっこ【官奴】
古代、官有の奴婢 (ぬひ) 。