出典:gooニュース
「実質賃金」0.2%減 賃上げ追いつかず…給与4年連続増加も
一方、物価の変動を反映した「実質賃金」は前の年より0.2%減り、3年連続のマイナスとなりました。マイナス幅は縮小しているものの、物価の上昇に賃上げが追いついていない現状が浮き彫りになっています。厚生労働省は「今後、実質賃金がプラスになるには消費者物価指数の伸びが落ち着くことが重要で、動向を注視したい」としてます。
実質賃金プラス転換まであと一歩 価格転嫁と中小企業の賃上げ波及が不可欠
厚生労働省が5日まとめた2024年の実質賃金は前年比0・2%減と3年連続のマイナスになり、マイナス幅は前年の2・5%減から縮小したものの、プラスには届かなかった。ただ、「従業員30人以上」の事業者では0・1%増と2年ぶりのプラスになっており、過去2年続いた高水準の賃上げは一定程度波及している。
去年の実質賃金、3年連続マイナス 物価高に賃上げ追いつかず
しかし、名目賃金に物価の動きを反映させた実質賃金は、物価高が続いている影響で前年に比べ0.2%減少し、3年連続のマイナスとなっています。去年12月の単月でみると、実質賃金は前年同月比で2か月連続のプラスとはなっていますが、年間でみると物価高に賃上げが追いついていない状況が続いています。
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