こそでいか【小袖凧】
小袖を模して作った紙だこ。こそでだこ。
こそでぐるみ【小袖包み】
絹織物の上等な衣服にくるまっていること。ぜいたくな生活をしていること。おかいこぐるみ。「あの老婆 (ばばあ) もこの頃は—でね」〈人・花筐・三〉
こそでだんす【小袖箪笥】
小袖などの衣類を入れる、引き出しのたくさんついたたんす。
こそでぬぎ【小袖脱ぎ】
祝儀として着ている小袖を脱いで人に与えること。身分ある者が能見物をした際に演者に与えた習慣。
こそではかま【小袖袴】
小袖を着た上に袴をつけた服装。鎌倉時代には略装であったが、江戸時代には小袖が上着となって正装とされた。
こそでまく【小袖幕】
花見などのとき、小袖を脱いで張り渡した綱にかけ、幕の代用としたもの。のちには、花見などで戸外に張る幕もいう。花見幕。
こそでわた【小袖綿】
綿入れの長着・羽織などに入れる綿。青梅綿。