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[枕]

  1. 山鳥雌雄が峰を隔てて別々に寝るといわれたところから、「ひとり寝 (ぬ) 」にかかる。

    1. 「—ひとりし寝 (ぬ) ればものぞ悲しき」〈古今六帖・二〉

  1. 山鳥の尾の意で、「尾」と同音を含む「尾上 (をのへ) 」や似た音を含む「おのれ」「おのづから」などにかかる。

    1. 「—尾の上の里の秋風に」〈続後撰・秋下〉

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