ひきつけかた【引付方】
鎌倉・室町幕府の裁判機関。当初は御家人間の訴訟、のちに所領関係の訴訟を専門に扱った。
ひきつけげた【引(き)付け下駄】
駒下駄の一種。男物は白桐・焼き桐、女物は白木または漆塗りで、いずれも表をつけたもの。
ひきつけざしき【引(き)付け座敷】
遊里で、客をまず通しておき、遊女を連れて来て会わせる座敷。引き付け部屋。
ひきつけしゅう【引付衆】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。評定 (ひょうじょう) 衆を補佐して訴訟・庶務を取り扱った。内談衆。
ひきつけとうにん【引付頭人】
引付衆の首席。内談頭人。
ひきつけぶぎょうにん【引付奉行人】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。引付衆とともに頭人を補佐し、書記の役を務めた。引付右筆 (ゆうひつ) 。