1. 主人の妻や目上の人の妻を敬っていう語。

    1. 「いかなれば—にはかくあぢきなき御顔のみにて候ふぞやと」〈仮・是楽物語下〉

    1. 土間・庭に対して、畳の敷いてある部屋座敷

      「毎年お庭で舞ひまして、お前は—に結構な蒲団敷いて」〈浄・大経師

    2. 主婦居間。茶の間。おいえ。

      「—には亭主夫婦、あがり口に料理人」〈浄・曽根崎

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