おかた‐さま【^▽御方様】

の解説

《「おかた」をさらに敬っていう語》

1. １ 他人の妻を敬っていう語。お内儀さま。

   1. 「又さる人の—」〈仮・竹斎・下〉

1. ２ 他人を敬っていう語。深い敬意を表す。

   1. 「貴様もよろづに気のつきさうなる—と見えて」〈浮・一代男・一〉

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お‐かたさま【^▽御方様】

の解説

［代］二人称の人代名詞。江戸時代、敬愛の気持ちをこめて、多く女性が男性に対して用いた。あなたさま。

• 「すぎし年の五月に、竜右衛門小者を御搦 (から) めくだされしは、—か」〈浮・男色大鑑・一〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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