びしょうかん【微小管】
細胞内にある管状の構造物。細胞の運動や形の保持に関与する細胞骨格の一つ。チューブリンというたんぱく質からなり、太さ約24ナノメートル。細胞分裂の際には紡錘糸となって現れる。細胞小器官などを輸送するレールの役割も果たしている。
びしょうけっかんきょうしんしょう【微小血管狭心症】
心筋中の細い血管が異常に収縮したり閉塞することで起こる狭心症。女性ホルモンの分泌が低下する40代後半から50代の更年期の女性に多くみられる。過労・不眠・寒冷などをきっかけに胸痛の発作が起こる。治療は主に、冠動脈に狭窄 (きょうさく) がないことを確認したうえで、血管拡張作用のあるカルシウム拮抗薬が用いられる。
びしょうじしん【微小地震】
マグニチュード1以上3未満の規模の地震。無感だが、震源が浅い場合にはまれに有感となる。→マグニチュード
びしょうかたさ【微小硬さ】
工業材料をはじめとする物質の硬さ(硬度)の示し方の一。原理はビッカース硬さと同じで、おおむね荷重1キログラム重以下での測定に対して用いられる。肉眼では判別できないほど小さなくぼみを顕微鏡で計測するため、非破壊試験として利用されるほか、小さな結晶などでも測定が可能。微小硬度。マイクロビッカース。
びしょうこうど【微小硬度】
⇒微小硬さ
びしょうかんけつごうたんぱくしつ【微小管結合蛋白質】
細胞の骨格をなす微小管に結合して、微小管を構成するチューブリンの重合を促進し、微小管を安定化させる役割を果たすたんぱく質。MAP(microtubule associated protein)。→タウ蛋白質
びしょうせんい【微小線維】
マイクロフィラメントあるいはアクチンフィラメントのこと。
びしょうりゅうしじょうぶっしつ【微小粒子状物質】
⇒PM2.5
びしょうでんききかいシステム【微小電気機械システム】
⇒メムス(MEMS)
びしょうでんしきかいシステム【微小電子機械システム】
⇒メムス(MEMS)