かかりあい【掛(か)り合い】
1 つながりをもつこと。関係。かかわり。「私には—のないことだ」 2 巻き添えをくうこと。「—になりたくない」
かかりうど【掛かり人】
⇒かかりゅうど
かかりきり【掛(か)り切り】
「かかりっきり」に同じ。「育児に—になる」
かかりくち【掛(か)り口】
1 着手する手がかり。端緒。 2 攻めかかろうとする機会。また、その場所。攻め口。
かかりげいこ【掛(か)り稽古】
1 剣道の練習法の一。上位の者を相手に何度も繰り返し打ち込むこと。 2 柔道の練習法の一。同一の技を連続して掛けること。捨て稽古。ぶつかり稽古。
かかりだいこ【掛(か)り太鼓】
戦場で、敵に攻めかかる合図に打ち鳴らす陣太鼓。攻め太鼓。
かかりっきり【掛(か)りっ切り】
ある物事だけをすること。かかりきり。「一日中、客の応対に—だった」
かかりつけ【掛(か)り付け】
いつもその医者に診察してもらっていること。「—の医者」
かかりどころ【掛かり所】
頼りとするところ。頼みどころ。「ともかくもいふ言の葉の見えぬかな何 (いづ) らは露の—は」〈後撰・恋二〉
かかりのまつ【懸(か)りの松】
1 能舞台で、橋懸かりの前の白州に等間隔に植えられた3本の若松のうち、最も揚げ幕に近い松。三の松。 2 蹴鞠 (けまり) をする場所の西北隅にある松。