しゅもくがい【撞木貝】
シュモクアオリガイ科の二枚貝。潮間帯下の岩礁に足糸 (そくし) で付着する。貝殻は丁字形で、殻長約15センチ、黄白色。本州中部以南に分布。撞木がき。
しゅもくがた【撞木形】
撞木のような形。丁字形。
しゅもくざめ【撞木鮫】
ネズミザメ目シュモクザメ科の海水魚の総称。頭部が左右に突き出て丁字形をし、その両端に目がある。魚食性で、性質は荒い。世界に9種、日本近海に3種が分布。かせぶか。
しゅもくざや【撞木鞘】
槍の鞘 (さや) で、丁字形に作ったもの。
しゅもくづえ【撞木杖】
握りが丁字形になっている杖。かせづえ。
しゅもくまち【撞木町】
《町並みが撞木の形をしていたところから》江戸時代、京都伏見にあった遊郭のこと。