攻落(こうらく)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・げに平壌攻落せし将軍もかくまでには傲りたる色を見せざりし。 二郎が苦笑いしてこの将軍の大笑に応え奉りしさまぞおかしかりける。将軍の御齢は三十を一つも越えたもうか、二郎に比ぶれば四つばかりの兄上と見奉りぬ。神戸なる某商館の立者とはかねてひ・・・
国木田独歩
「おとずれ」
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・・・剛勇ではあり、多勢ではあり、案内は熟く知っていたので、忽に淀の城を攻落し、与二は兄を一元寺で詰腹切らせてしまった。その功で与二は兄の跡に代って守護代となった。 阿波の六郎澄元は与一の方から何らかの使者を受取ったのであろう、悠然として上洛・・・
幸田露伴
「魔法修行者」
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