1. 織物木目 (もくめ) などに現れた模様。いろどり。あや。

  1. (多くはあとに「知らず」「分かず」「見えず」などの語を伴って用いる)

    1. ㋐物の区別。見分け。けじめ。

      「—も知れない闇の中から、硫黄が丘 (たけ) の山頂空中に現われ出る」〈有島生れ出づる悩み

    2. 物事の筋。道理条理。分別。

      「何の—も知らぬ賤 (しづ) の男 (を) も」〈胡蝶

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