しんこうかいきゅう【新興階級】
社会情勢の変化によって新たに勢力をもつようになった階級。
しんこうかんせんしょう【新興感染症】
1970年以降に新たに認識されるようになった、公衆衛生上問題となる感染症。寄生虫感染症のクリプトスポリジウム、細菌感染症のO157感染症・新型コレラ・レジオネラ症、ウイルス感染症のエボラ出血熱・HIV(AIDS)・SARS・成人T細胞白血病・鳥インフルエンザ・ラッサ熱など。エマージングディジーズ。エマージング感染症。→再興感染症
しんこうきぎょう【新興企業】
新しく設立された企業。設立から間もなく、規模や経営基盤などが小さい企業。特に、ベンチャー企業をさす。
しんこうげいじゅつは【新興芸術派】
昭和5年(1930)新興芸術派倶楽部として結成された文学者集団。反プロレタリア文学作家の大同団結を図り、芸術の擁護を訴えた。中村武羅夫 (なかむらむらお) ・尾崎士郎・舟橋聖一・井伏鱒二 (いぶせますじ) ・堀辰雄らが参加。翌年末に解消。
しんこうこうぎょうけいざいちいき【新興工業経済地域】
⇒ニーズ(NIES)
しんこうこく【新興国】
1 新たに興った国。 2 第二次大戦後、植民地から独立した国々。 3 投資や貿易が盛んになり、急速に経済成長を続けている国。新興経済国。 4 スポーツや技術力など、これまであまり目立った成果を上げていなかった分野で、急速に成長している国。
しんこうこくしじょう【新興国市場】
1 投資や貿易によって急激な経済成長を続ける新興国の市場。中南米・東アジア・BRICSなどの国や地域の、金融市場・労働市場など。エマージングマーケット。 2 特に、新興国の株式市場のこと。
しんこうざいばつ【新興財閥】
三井・三菱などの明治以来の旧財閥に対し、満州事変前後から軍部と結んで台頭してきた財閥。日産・日窒・森・日曹・理研などの各コンツェルン。
しんこうしじょう【新興市場】
1 新興企業向けの株式市場。上場基準は比較的緩やかで、現時点での経営基盤が弱くても、今後の成長が見込める企業であれば上場することができる。 2 「新興国市場」の略。 [補説]1については、東証のマザーズ・ジャスダック、名証のセントレックス、福証のQ-Board (キューボード) 、札証のアンビシャスなどがある。
しんこうしゅうきょう【新興宗教】
⇒新宗教