末文(まつぶん)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・又初めに五疾の第五は智恵浅きことなりと記して、末文に至り中にも智恵の浅き故に五の疾も発ると言うは、智恵浅きが故に智恵浅しと言うに異ならず、前後文を成さずと雖も、文字上の細論は姑く擱き、元来婦人の智恵浅しとは何を標準にして深浅を定めたるや。男・・・
福沢諭吉
「女大学評論」
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・・・又旧女大学の末文に、百万銭を出して女子を嫁せしむるは十万銭を出して子を教うるに若かず云々の意を記したるは敬服の至りなれども、我輩は一歩を進めて娘の結婚には衣装万端支度の外に相当の財産分配を勧告する者なり。生計不如意の家は扨置き、筍も資力あら・・・
福沢諭吉
「新女大学」
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