うえむらなおみ【植村直己】
[1941〜1984]登山家・探検家。兵庫の生まれ。世界五大陸の最高峰に登頂、また単独で犬橇 (いぬぞり) による北極点到達にも成功。北米マッキンリーの冬季単独登頂に成功したのち、下山途中に消息を絶った。国民栄誉賞受賞。
うえむらぶんらくけん【植村文楽軒】
人形浄瑠璃の文楽座座元。 (初世)[1751〜1810]江戸時代後期の人。大坂に人形浄瑠璃座「高津 (こうづ) 新地の席」を創設、文楽座の基礎を築いた。 (4世)[1813〜1887]江戸後期から明治の人。文楽中興の祖。本名、正井大蔵。通称、文楽翁。大阪松島新地に文楽座を名乗って興行、文楽の全盛時代を導いた。
うえむらまさひさ【植村正久】
[1858〜1925]プロテスタント牧師・神学者・評論家。東京の生まれ。富士見町教会・東京神学社を創立し、牧師の育成と神学研究に尽力した。「福音新報」を創刊。正統派福音主義神学の中心的指導者。著「真理一斑」。