歌と読み
1 カルタに歌ガルタと読みガルタがあるように、物事には表と裏、得と失、よいものと悪いものがあることのたとえ。 2 利害得失を計算して得になるようにすること。勘定ずく。
歌にばかり歌う
いつも口で言っているだけで実行しないこと。「便りもなく、踊りを見にと、—・うて果てぬ」〈浮・諸国ばなし・三〉
歌は世につれ世は歌につれ
歌は世の成り行きにつれて変化し、世のありさまも歌の流行に影響される。
うたがっせん【歌合戦】
二組に分かれ、歌のうまさを競い合うこと。→紅白歌合戦
歌より囃子
歌よりも囃子の巧拙のほうが大事である。転じて、話をする人よりも相づちを打つ人の存在のほうが大切であるというたとえ。