リカードによって提唱された外国貿易および国際分業に関する基礎理論。一国における各商品の生産費の比を他国のそれと比較し、優位の商品を輸出して劣位の商品を輸入すれば双方が利益を得て国際分業が行われるという説。比較優位説。
[補説]労働量1
単位で、A国はパン4個か
毛布2枚、B国はパン3個か
毛布1枚が生産可能とした
場合、どちらもA国のほうが効率的だが、B国では
毛布1枚を諦めればパン3個が生産できるため、パンの
機会費用が少ない。A国が
毛布、B国がパンに特化し、
貿易を行うほうがよい。