気取る(きどる)
の例文・使い方・用例・文例(12)
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・・・はにかむか、気取るか、苦情を言うかと思うのである。「わたしなりますわ。」きさくに、さっぱりと答えた。「承諾しました」と、久保田がロダンに告げた。 ロダンの顔は喜にかがやいた。そして椅子から起ち上がって、紙とチョオクとを出して、卓・・・
森鴎外
「花子」
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・・・わずかに和歌に隠れて詩人を気取るとも「自己」をのみ目的とする彼に何の価値があろう。 かつてはなはだ奇体な旅の僧に逢った事がある。ハンモックと毛布を負うて無人の山奥へ平然として分け入る。阿蘇ではハンモックにぶら下がったまま凍死しようとした・・・
和辻哲郎
「霊的本能主義」
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