1. 物事が決まること。問題になっていたり面倒だったりした物事の終わり。決着。おさまり。「これで話は—だ」「仕事に—を付ける」

  1. よりどころとして定められている事柄規則通則。「—を破る」「—に従う」

  1. 一定していること。いつものこと。定例。「散歩が朝の—だ」

  1. (多く「おきまり」の形で)言動がいつも同じで新鮮味がないこと。また、きまり文句。「お—の自慢話」

  1. 面目。体裁

    1. 「文三はお勢よりは—を悪がって口数をきかず」〈二葉亭浮雲

  1. 万事首尾よくいっていること。明和安永(1764〜1781)ころの江戸の流行語。

    1. 「『朧月 (おぼろづき) と五色丹前を買って参りやした』『おお—』」〈洒・辰巳之園

  1. 遊里で、客と遊女恋仲になること。また、その相手間柄

    1. 今夜のぬしの客衆はとんだ—だの」〈咄・くだ巻〉

出典:青空文庫

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