流矢(りゅうし)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・ 黒烟りを吐き出して、吐き尽したる後は、太き火かえんが棒となって、熱を追うて突き上る風諸共、夜の世界に流矢の疾きを射る。飴を煮て四斗樽大の喞筒の口から大空に注ぐとも形容される。沸ぎる火の闇に詮なく消ゆるあとより又沸ぎる火が立ち騰る。深き・・・
夏目漱石
「幻影の盾」
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