出典:gooニュース
新燃岳 噴火警戒「2」 火山性地震増レベル上げ
火口直下を震源とする火山性地震が増加し、火山活動が高まっているとして鹿児島地方気象台は12日、本県と鹿児島県にまたがる霧島連山・新燃岳(1421メートル)の噴火警戒レベルを「1」(活火山であることに留意)から「2」(火口周辺規制)に引き上げた。レベル2となるのは2年4カ月ぶり。火口からおおむね2キロの範囲内で噴石の飛散や火砕流への警戒を呼びかけている。
新燃岳の警戒レベル2に 火山性地震増加で気象庁
気象庁は12日、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山・新燃岳で火口直下を震源とする火山性地震が増えているとして、噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意」から2の「火口周辺規制」に引き上げたと発表した。 気象庁によると、火口から約2キロの範囲で大きな噴石が飛散する可能性がある。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降る恐れがあるとしている。
新燃岳で火山性地震が増加 噴火警戒レベル2に引上げ
新燃岳では、10月下旬頃から火口直下を震源とする火山性地震が増加しています。GNSS連続観測では、11月頃から、新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられる基線のわずかな伸びが認められます。霧島山を挟む長い基線では、霧島山深部の膨張を示すような変化は認められません。監視カメラによる観測では、新燃岳火口の噴煙及びその周辺の地熱域の状況に特段の変化は認められません。
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