出典:gooニュース
相続登記義務化1年、半数が「知らない」 間に合わないと過料対象に
所有者が分からない主な原因は、所有権移転の相続登記がされていないことだ。登記は任意だったため、不動産の価値が低くて売却が難しいケースでは、手続きの手間や費用のかかる登記を避ける人が多く、所有者不明の土地や家屋が増えてしまった。 このため、国は24年4月に改正不動産登記法を施行。相続を知った日から3年以内の登記を義務付けた。
相続登記義務化1年 所有者不明土地の解消まだ遠く 国の引き取り低調、悪徳業者増加
相続時に登記簿の変更がされず、現在の所有者が分からない「所有者不明土地」問題を解消しようと、昨年4月に不動産の相続登記の義務化が施行されてから1年が過ぎた。法務省によると、相続登記は令和5年度に比べて約1割増加したが、依然として膨大な土地の所有者は不明なまま。国に不要な土地を引き取ってもらう制度の利用も低調だ。
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