出典:gooニュース
神戸製鋼石炭火力発電所 稼働差し止め訴訟 原告、上告断念「気候変動、問う道開く」弁護団、意義語る
一審・神戸地裁判決(2023年3月)は、一般論として石炭火力発電所が排出するCO2が、気候変動に悪影響を与えるなどの危険性は認めたものの、「実際に生命、身体、健康を害されるほどの被害に遭うか否かは、様々な不確定要素に左右され、被害を回避するために国内外で地球温暖化対策が進められている」と指摘、住民の生命、身体に具体的な危険は認められないとした。
中国新疆、石炭火力発電設備87基の「柔軟性改造」完了 新エネの有効利用促進
【新華社ウルムチ4月28日】中国送電大手、国家電網傘下の国家電網新疆電力科学研究院はこのほど、新疆ウイグル自治区の石炭火力発電設備87基(設備容量3683万キロワット)の「柔軟性改造」を完了したと発表した。改造によって追加された調整能力は24年末時点で801万2千キロワットに上っている。
神戸製鋼石炭火力発電所 稼働差し止め訴訟・控訴審も原告敗訴 大阪高裁「気候変動での人格権」認めず
鉄鋼大手・神戸製鋼所(本社・神戸市中央区)が敷地内で増設した石炭火力発電所2基について、大気汚染や地球温暖化の恐れがあるとして周辺住民が稼働差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は24日、一審に続き請求を退けた。 原告は34人。原告が稼働中止を求めている2基は、神戸製鋼所・神戸発電所3号機(2022年2月運転開始)と4号機(2023年2月運転開始)。
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