しんぶつこんこう【神仏混淆】
「神仏習合」に同じ。
しんぶつしゅうごう【神仏習合】
日本固有の神の信仰と外来の仏教信仰とを融合・調和するために唱えられた教説。奈良時代、神社に付属して神宮寺が建てられ、平安時代以降、本地垂迹説 (ほんじすいじゃくせつ) やその逆の反本地垂迹説などが起こり、明治政府の神仏分離政策まで人々の間に広く浸透した。神仏混淆。
しんぶつどうたいせつ【神仏同体説】
仏と神道の神とが同一であるとする考え方。本地垂迹 (ほんじすいじゃく) 説や神本仏迹 (しんぽんぶつじゃく) 説などがある。
しんぶつぶんり【神仏分離】
神仏習合をやめ、神道と仏教との区別を明確にしようとする、明治初期における維新政府の宗教政策。神道国教化の方針から、廃仏毀釈 (はいぶつきしゃく) 運動の激化を招いた。