端銭(はしたぜに)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・そのかわり私が志で、ここへわざと端銭をこう勘定して置きます、これでどうぞ腰の痛くねえ汽車の中等へ乗って、と割って出しましただけに心持が嬉しゅうございましょう。勿体ないがそれでは乗ろうよ。ああ、おばさん御機嫌ようと、女房も深切な。 二人と・・・
泉鏡花
「政談十二社」
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