出典:gooニュース
中東緊迫で紅海ルート再開のめど立たず 日本郵船、商船三井、川崎汽船などの影響深刻化も
海運大手関係者は中東情勢の一段の緊迫化を受け、紅海での通航について懸念を語る。紅海は欧州とアジアを結ぶスエズ運河に連なるシーレーン(海上交通)の世界的要衝で、世界の海上貿易全体の約1割を占める。昨年11月以降にフーシ派が紅海を通航する船舶への攻撃を繰り返したことを受け、多くの海運会社が紅海での運航を避け、南アフリカの喜望峰を経由する航路に切り替えている。
中国海運企業が存在感=紅海経由が強みに
イエメンの武装組織フーシ派が紅海で外国商船を相次ぎ攻撃しているため、日本や欧州の船舶はアフリカ大陸南端の喜望峰を経由する迂回(うかい)ルートに航路を変更。一方、フーシ派の標的となっていない中国船は、紅海ルートを使えることが強みになっている。
米、紅海周辺でフーシ派の防空システム・無人機を破壊
Kanishka Singh[ワシントン 8日 ロイター] - 米中央軍は8日、紅海周辺でイエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射した無人航空機(ドローン)1機やミサイル2発の発射準備が整った防空システム、フーシ派支配地域にある地上管制施設を破壊したとXで明らかにした。負傷者の報告はなく、商船や米国と有志連合の船舶にも被害は出ていないとした。
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