ろうじんふくしほう【老人福祉法】
老人の福祉を図ることを目的とし、その心身の健康保持や生活の安定のために必要な措置について定める法律。昭和38年(1963)施行。
ろうじんホーム【老人ホーム】
高齢者が入居し、日常生活の支援、健康管理、機能訓練などのサービスを受けながら生活する施設。地方公共団体や社会福祉法人が運営する養護老人ホーム・特別養護老人ホーム・軽費老人ホームのほかに民間の有料老人ホームがある。グループホームなどを含めていうこともある。→養老院
ろうじんほけんしせつ【老人保健施設】
病状は安定しており入院の必要はないが、看護・介護・リハビリテーションなどを必要とする高齢者に、在宅復帰を念頭に置いて医療と福祉サービスを提供する施設。老人保健法の改正で設置が決まり、平成12年(2000)介護保険法施行後は、同法で定める介護老人保健施設と位置づけられる。→介護療養型老人保健施設
ろうじんほけんほう【老人保健法】
高齢者の健康の保持や医療の確保を図るために、疾病の予防、治療、機能訓練などの保健事業を総合的に実施し、国民保健の向上、老人福祉の増進を図ることを目的として制定された法律。昭和58年(1983)施行。この趣旨を踏襲しつつ発展させることを目的として、平成18年(2006)の医療制度改革のなかで全面的な改正が行われ、平成20年(2008)改正法の施行により法律名も老人保健法から「高齢者の医療の確保に関する法律」に改称。→後期高齢者医療制度
ろうじんせいかくかしょう【老人性角化症】
⇒日光角化症
ろうじんデイサービス【老人デイサービス】
⇒高齢者デイサービス
ろうじんふようしんぞく【老人扶養親族】
扶養親族のうち、その年の12月31日の時点で年齢が70歳以上の人。
ろうじんせいしきそはん【老人性色素斑】
中年以降の人の顔・手の甲・前腕などにできる褐色のしみ。長年日光にさらされた皮膚に生じる。紫外線の刺激によるメラニンの増加・沈着が原因。日光性色素斑。日光黒子。老人斑。
ろうじんはん【老人斑】
1 アミロイドβたんぱく質が脳内に異常に凝集し沈着したもの。アルツハイマー型認知症の患者の脳に特徴的に現れる。アミロイド斑。 2 ⇒老人性色素斑
ろうじんびょういん【老人病院】
長期入院が必要な老人を収容する「療養病棟」のある病院。介護保険制度の導入により、平成15年(2003)までに老人病院は廃止され、その役割は療養型病院に引きつがれている。