じねんご【自然粳】
《「じねんこ」とも》竹の実。白く米粒状で食用となる。ささみどり。竹米。「—の藪吹く風ぞあつかりし/野童」〈猿蓑〉
じねんごどう【自然悟道】
仏語。師や他の教えに頼らないで、自らの修行によって本覚が開け、自然に道を悟ること。
じねんじょ【自然薯】
ヤマノイモの別名。《季 秋》「鵙 (もず) 高音—を掘る音低く/虚子」 [補説]書名別項。→じねんじょ
じねんじょう【自然生】
[名]ヤマノイモの別名。 [名・形動]自然に生まれ出ること。人の手の加わっていないこと。また、そのさま。「—なる渋柿の一口に顔をしかめるおかし味」〈蘆花・思出の記〉
じねんせき【自然石】
⇒しぜんせき(自然石)
じねんち【自然智】
仏語。その人間に生来備わっているすぐれた智慧。師の教えを受けないで、自然に悟りを開いた智。
じねんどう【自然銅】
⇒しぜんどう(自然銅)
じねんばえ【自然生え】
⇒しぜんばえ(自然生え)
じねんほうに【自然法爾】
仏語。 1 もののありのままの姿が真理にのっとっていること。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の本願のはからいの中に包まれていること。