茶渋(ちゃしぶ)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・一面に茶渋を流した様な曠野が逼らぬ波を描いて続く間に、白金の筋が鮮かに割り込んでいるのは、日毎の様に浅瀬を馬で渡した河であろう。白い流れの際立ちて目を牽くに付けて、夜鴉の城はあの見当だなと見送る。城らしきものは霞の奥に閉じられて眸底には写ら・・・
夏目漱石
「幻影の盾」
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