はだかそうば【裸相場】
権利を含まない相場。株式では配当や増資新株割当の権利を除いたもの、公社債では経過利子を含まないもの。裸値段。
はだかでんきゅう【裸電球】
かさなどの覆いがなく、コードの先に電球がついているだけのもの。裸電灯。
はだかび【裸火】
覆いのない、むき出しの火。「ランプの—」「タバコの—」
はだかひゃっかん【裸百貫】
無一文でも、百貫文の値打ちがあるということ。多く、男をほめていう語。「男は—と申す。気落ちなされな」〈浮・色三味線・一〉
はだかぶみ【裸文】
上 (うわ) 包みのない書状。封筒などに入れていない、むき出しの手紙。
はだかほおずき【裸酸漿】
ナス科の多年草。暖地の山野に自生し、高さ60〜90センチ。葉は卵状楕円形で、先がとがる。秋、淡黄色の5弁花が下向きに咲く。実は赤く熟し、ホオズキのように萼 (がく) に包まれない。
はだかまいり【裸参り】
寒中、裸体になって社寺に参詣すること。《季 冬》
はだかまつり【裸祭(り)】
若者が裸体になってもみ合う行事を中心にした祭り。岡山市西大寺の会陽 (えよう) 、福岡市筥崎宮 (はこざきぐう) の玉取祭などがある。
はだかみ【裸身】
1 裸のからだ。裸体。らしん。 2 むき出しの刀身。抜き身。
はだかむぎ【裸麦】
オオムギの変種。実と籾 (もみ) が離れやすい。実は食用、馬の飼料となる。主に関西地方から西で栽培。ぼうずむぎ。