ゆるしいろ【許し色/聴し色】
平安時代、だれでも着用を許された衣服の色。紅色・紫色の淡い色など。ゆるしのいろ。→禁色 (きんじき) 「—のわりなう上白 (うはじら) みたる一かさね」〈源・末摘花〉
ゆるしじょう【許し状/赦し状】
「許し文 (ぶみ) 」に同じ。
ゆるししろ【許し代】
⇒公差3
ゆるしないりょく【許し内力】
⇒許容応力 (きょようおうりょく)
ゆるしのひせき【ゆるしの秘跡】
カトリック教会のサクラメントの一。洗礼後に犯した罪について、悔い改め、司祭に告白することによって神と教会から与えられる罪の赦 (ゆる) し。
ゆるしぶみ【許し文/赦し文】
1 許可状。認可状。許し状。 2 罪を許す旨を記した文書。赦免状。許し状。「入道相国の—取り出いて奉る」〈平家・三〉
ゆるしもの【許し物】
1 芸道で、師から許可を受けてから習う技芸。 2 罪人を許すこと。赦免。「ふるきためしのありけるとかやとて、—なん侍りけり」〈著聞集・二〉