鉦太鼓で探す
《迷子を探すときに、鉦や太鼓を打ち鳴らしたところから》大ぜいで大騒ぎをして方々を探し回る。鉦や太鼓で探す。「嫁さんなんて—・したって見つかるものではない」
鐘に恨みは数数ござる
長唄「京鹿子娘道成寺 (きょうがのこむすめどうじょうじ) 」の一節。恋慕の相手、僧安珍を隠した鐘に対する清姫の恨みをいうくだりの「鐘」に「金」をかけて「金に恨みは」と語呂合わせに用い、金銭に対する恨みをいうようになった。
鐘も撞木の当たりがら
《鐘の音のよしあしは撞木の当たりぐあいによるところから》接し方しだいで反応も変わってくるということ。また、連れ添う相手しだいでよくも悪くもなるということ。
鉦や太鼓で探す
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