かんせつえん【関節炎】
関節の炎症。関節のはれ・痛みがあり、急性の場合には発赤・熱感や全身の発熱がみられることも多い。
かんせつきょうちょく【関節強直】
関節の運動が制限されたりまったく動かなくなったりする病態。関節硬直。
かんせつこう【関節腔】
関節の、滑液で満たされている腔所。
かんせつなんこつ【関節軟骨】
関節をつくる二つの骨の骨端を薄く覆っている軟骨。
かんせつねずみ【関節鼠】
⇒関節内遊離体
かんせつリウマチ【関節リウマチ】
複数の関節の痛み・はれ・変形・運動障害を主症状とする病気。膠原病 (こうげんびょう) の一。女性に多く、初めは朝起きたときの手指のこわばりなどがみられ、軽快と増悪 (ぞうあく) を繰り返しながら進行し、関節の破壊や筋の萎縮 (いしゅく) なども生じて障害が高度となる。慢性関節リウマチ。
かんせつわざ【関節技】
柔道の固め技の一。逆技ともいい、相手の関節を逆に曲げたり、ねじったりする技。腕がらみ・腕ひしぎ十字固め・腕ひしぎ腹固めなど。ひじ関節を対象とする技以外は禁止されている。
かんせつえき【関節液】
⇒滑液
かんせつほう【関節包】
関節を包む結合組織。外側は線維性の膜、内側は滑膜の二重構造になっている。
かんせつか【関節窩】
関節を構成する骨の一方にある、くぼんだ関節面をいう。→関節頭