りくぐんきねんび【陸軍記念日】
日露戦争における奉天会戦の勝利を記念して設けられた記念日。3月10日。第二次大戦後廃止。
りくぐんしかんがっこう【陸軍士官学校】
陸軍の士官を養成する学校。MA(military academy)。旧日本陸軍の場合は、明治7年(1874)東京の市ヶ谷に設置。昭和20年(1945)廃止。陸士。
りくぐんしょ【陸軍所】
江戸末期の幕府の軍事訓練所の一。慶応2年(1866)従来の講武所に代わって設置。
りくぐんしょう【陸軍省】
明治5年(1872)兵部省の廃止により成立し、旧日本陸軍に関する軍政事務一般を担当した中央官庁。長官は陸軍大臣。昭和20年(1945)廃止。
りくぐんそうさい【陸軍総裁】
江戸幕府の職名。幕府陸軍の総轄者。文久2年(1862)設置、慶応4年(1868)廃止。
りくぐんぞうへいしょう【陸軍造兵廠】
陸軍の兵器・弾薬・器材などの考案・設計・製造・修理などをする施設。旧日本陸軍では大正12年(1923)に砲兵工廠を改称して設置。本廠を東京赤羽(のち福岡県小倉)に置き、各地の工廠を管轄した。
りくぐんだいがっこう【陸軍大学校】
陸軍の将校に高等の学術を授け、併せて、その研究を行う機関。旧日本陸軍の場合は、明治16年(1883)東京に開校。昭和20年(1945)廃校。
りくぐんだいじん【陸軍大臣】
陸軍省の長官。旧日本陸軍の行政を管理し、軍人・軍属を統轄。陸相。
りくぐんなかのがっこう【陸軍中野学校】
旧日本陸軍で、軍事諜報員 (ちょうほういん) を養成した学校。昭和13年(1938)設立。東京中野にあった。中野学校。
りくぐんぶぎょう【陸軍奉行】
江戸幕府の職名。幕府の歩兵・騎兵・砲兵の統轄者。文久2年(1862)幕末の軍制改革で設置、慶応4年(1868)廃止。