出典:gooニュース
能登半島地震で最大5.2m海底が隆起…日本財団などの調査結果で明らかに
その結果、猿山岬(さるやまみさき)沖では最大5.2メートルほど海底が隆起していることがデータで明らかになりました。 一方、新たな岩礁が確認され漁業の復興につながる希望も示されました。 このプロジェクトでは今後も調査を進め船の航行や漁業の安全につながる情報を提供します。
能登半島地震で起きた海底隆起 輪島で最大5.2mと判明 日本財団
これまでに行われた国などの調査で、能登半島地震による陸地の隆起は明らかになっていましたが、浅海域の隆起を示す海底地形データが取得できたのは今回が初めてだということです。 また、輪島市の沿岸では海底の隆起に伴って堆積物が移動したことで新たな岩礁が出現したことも明らかになりました。
能登地震、海底が最大5m超隆起 新たな岩礁形成も、漁業復興に道
昨年1月の能登半島地震後に最大約5.2m隆起したことを確認。一方、魚類の生息に重要な岩礁が新たに形成されていることも判明した。結果をまとめた地図は来年以降に公開する方針。 日本財団の海野光行常務理事は記者会見で「地震により生態系に壊滅的なダメージがあったが、新たな岩礁の発見は漁業の復興につながり得る。研究や漁業に生かしてほしい」と話した。
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