雷が落ちる
目上の人に大声でどなられてしかられる。「父の—・ちる」
かみなりいか【雷烏賊】
コウイカ科のイカ。外套 (がいとう) 長約40センチで、背面に楕円形の眼状紋が並ぶ。房総半島以南に産し、刺身や鮨種 (すしだね) にする。紋甲烏賊 (もんごういか) 。
かみなりうお【雷魚】
ハタハタのこと。秋田地方で、漁期の冬によく雷が鳴るところからいう。《季 冬》
かみなりおこし【雷粔籹】
江戸浅草の雷門前で売りはじめたおこし。大阪のあわおこしに対する東京名物菓子。
かみなりおやじ【雷親父】
何かというと大声でどなりつける、口やかましいおやじ。
かみなりかんしシステム【雷監視システム】
⇒ライデン(LIDEN)
かみなりぐも【雷雲】
⇒らいうん(雷雲)
かみなりごえ【雷声】
辺りに響き渡る大きな声。「御殿もゆるぐ—」〈浄・振袖始〉
かみなりぞく【雷族】
騒がしい音を立てて猛烈な速度でオートバイを走らせる若者の称。昭和34年(1959)ごろからの語。
かみなりのじん【雷鳴の陣】
平安時代、雷鳴のときに宮中に臨時に設けられた警固の陣。近衛大将・次将が清涼殿の孫庇 (まごびさし) に伺候 (しこう) し、弦打 (つるう) ちして天皇を守護し、将監 (しょうげん) 以下も諸所を警固した。かんなりのじん。