きりしまおんせん【霧島温泉】
鹿児島県北東部、霧島山の南西面の中腹にある温泉群。林田・丸尾・湯之谷・明礬 (みょうばん) などの温泉がある。泉質は炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫黄泉などさまざま。
きりしまかざんたい【霧島火山帯】
九州の阿蘇山から霧島山・桜島・吐噶喇 (とから) 列島・硫黄鳥島を経て台湾北部に至る火山帯。阿蘇・姶良 (あいら) ・阿多(指宿 (いぶすき) とも)・鬼界の四大カルデラがある。琉球火山帯。
きりしまし【霧島市】
⇒霧島
きりしまじんぐう【霧島神宮】
鹿児島県霧島市にある神社。旧官幣大社。主祭神は天津日高彦火瓊瓊杵尊 (あまつひたかひこほのににぎのみこと) 。
きりしまつつじ【霧島躑躅】
ツツジ科の常緑低木。ヤマツツジの変種とされる。葉は楕円形で、枝先に集まってつく。春、紅色の筒形の花を開く。品種が多い。《季 春》
きりしまやくこくりつこうえん【霧島屋久国立公園】
霧島錦江湾国立公園と屋久島国立公園の旧指定名称。昭和9年(1934)に霧島国立公園として指定。昭和39年(1964)、屋久島地域と錦江湾(鹿児島湾)地域が追加指定され、霧島屋久国立公園に改称。平成19年(2007)、口永良部島 (くちのえらぶじま) を編入。平成24年(2012)、霧島錦江湾国立公園と屋久島国立公園に分離された。
きりしまやま【霧島山】
宮崎・鹿児島両県にまたがる火山群。最高峰は韓国 (からくに) 岳の標高1700メートル。第2の高峰は高千穂峰の1574メートルで、天孫降臨の伝説で知られる。
きりしまきんこうわんこくりつこうえん【霧島錦江湾国立公園】
宮崎・鹿児島両県にまたがる霧島地域と、池田湖・佐多岬・桜島などを含む錦江湾(鹿児島湾)地域からなる国立公園。霧島地域には韓国岳 (からくにだけ) や高千穂峰 (たかちほのみね) などの火山が集中。桜島は姶良 (あいら) カルデラの中央火口丘で、現在も活発に噴火を繰り返している。 [補説]平成24年(2012)、霧島屋久国立公園から分離され、姶良カルデラを編入し、独立した国立公園となった。