あたまごし【頭越し】
1 人の頭上を越して何かの動作をすること。「前の人の—に切符を渡す」 2 間に立つものをさしおいて、直接働きかけること。「—に交渉が行われる」
あたまごなし【頭ごなし】
相手の言い分を聞かず、最初からきめつけた態度をとること。「—にしかりつける」
あたまじらみ【頭虱】
ヒトジラミ科のシラミ。体長2〜3ミリで暗褐色。頭髪などに寄生し、血を吸う。
あたまだし【頭出し】
録音・録画したもののある部分を再生したいとき、その始まりを探し出すこと。
あたまつき【頭付き】
1 頭の形。 2 髪の結いぐあい。髪かたち。
あたまでっかち【頭でっかち】
[名・形動] 1 からだの他の部分に比べて、頭が大きいこと。また、そういう人や、そのさま。あたまがち。 2 上の部分が下の部分に比べて、ふつりあいに大きかったり多かったりすること。また、そのさま。「—の花瓶」「—な組織」 3 知識や理論が先走って行動が伴わないこと。また、そういう人やそのさま。「—な若者」
あたまのさら【頭の皿】
1 脳天の平たいところ。頭蓋 (とうがい) 。あたまのはち。 2 河童 (かっぱ) の頭にあるという皿状のもの。ここの水がこぼれると力を失うといわれる。
あたまのはち【頭の鉢】
「頭の皿1」に同じ。「顔色の悪い、—の開いた、妙な子だ」〈志賀・網走まで〉
あたまのもの【頭の物】
女性の髪を飾るもの。櫛 (くし) やかんざしなどの類。
あたまわり【頭割(り)】
金品の拠出・分配や仕事の配分をする場合に、人数に応じて均等に割り当てること。