くろかわきしょう【黒川紀章】
[1934〜2007]建築家。愛知の生まれ。丹下健三に師事。槙文彦らとメタボリズム運動を展開。建築だけでなく都市計画にも積極的にたずさわった。国立民族学博物館、国立新美術館などを設計。芸術院会員。平成18年(2006)文化功労者。
くろかわとしお【黒川利雄】
[1897〜1988]医学者。北海道の生まれ。東北大学学長。癌 (がん) 研究会付属病院長。胃癌の早期発見に力をつくし、集団検診を創始。昭和43年(1968)文化勲章受章。
くろかわはるむら【黒川春村】
[1799〜1867]江戸後期の国学者。江戸の人。通称次郎左衛門。号、薄斎。初め狂歌を学び、のち国学に入り、考証に長じた。著「墨水雑鈔 (ぼくすいざっしょう) 」「音韻考証」など。
くろかわまより【黒川真頼】
[1829〜1906]幕末・明治時代の国学者。上野 (こうずけ) の人。本姓は金子。号、荻斎 (てきさい) 。黒川春村の門人で、師の没後に姓を継ぎ、家学を継承した。また「古事類苑」の編纂 (へんさん) に従事。
くろかわひろゆき【黒川博行】
[1949〜 ]小説家。愛媛の生まれ。高校美術教師などを経て「二度のお別れ」でデビュー。綿密な取材にもとづくリアルな描写の推理小説を多く書き、「破門」で直木賞受賞。他に「疫病神」「悪果」など。