くろさわあきら【黒沢明】
[1910〜1998]映画監督。東京の生まれ。ダイナミックな映像表現と一貫したヒューマニズムの追求により、国際的評価を受ける。文化勲章受章。没後、国民栄誉賞受賞。代表作「羅生門 (らしょうもん) 」「生きる」「七人の侍」「影武者」「乱」など。
くろさわおきなまろ【黒沢翁満】
[1795〜1859]江戸後期の国学者。伊勢の人。名は重礼。号、葎居 (むぐらい) 。桑名城主松平氏の家臣。本居宣長 (もとおりのりなが) の門弟。著「言霊指南 (ことだまのしるべ) 」「葎居集」など。
くろさわきよし【黒沢清】
[1955〜 ]映画監督。兵庫の生まれ。成人映画「神田川淫乱戦争」を監督し、商業映画デビュー。サスペンス、ホラー映画を中心に意欲的な問題作を発表、世界的に注目される。代表作は、猟奇殺人事件を扱った「CURE (キュア) 」のほか、「ニンゲン合格」「カリスマ」「回路」など。
くろさわきんこ【黒沢琴古】
[1710〜1771]尺八琴古流の流祖。初世。筑前の人。各地の尺八曲を収集・整理して琴古流の基礎を築いた。