内に省みて疚しからず
《「論語」顔淵から》自分の良心に照らしてみて、少しも恥ずかしいところがない。
内裸でも外錦
内実はいかに苦しくても、世間体は飾らなければならないことのたとえ。
内広がりの外すばり
《「すばり」は「すぼり」「すぼまり」ともいい、小さく縮む意》家族や仲間の内ではいばるが、外に出ると全く意気地のないことのたとえ。内弁慶。
内を空ける
外出したり外泊したりして家にいない。「夜遊びをして—・ける」「家族で温泉に行くので二、三日—・ける」
内を外にする
遊び歩くなど外出ばかりして家にあまりいない。家を外にする。
内を出違う
訪問客を避けるために入れ違いに外出する。「明け暮れ稼ぎける程に、盆前、大晦日 (おほつごもり) にも—・ふほどにもあらず」〈浮・五人女・二〉