1. かたいっぽう。かたほう。

    1. 「雨を—の手に持った傘で防 (よ) けつつ」〈漱石道草

  1. かたすみ。かたわら。

    1. 「—へ行きて、装束着て」〈宇治拾遺・五〉

[副](スル)堅いものが触れ合うときに発する軽い感じの音を表す語。「戸が—(と)鳴る」
[副]《「かたがた」とも》たいへん堅く。しっかり。
  • 「まことに、—口固めをせられた程に」〈続狂言記・六人僧〉

出典:青空文庫

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