軒が二軒 (ふたのき) になっている場合に、地垂木 (じだるき) の先端に置かれる横木

《「競 (きお) い」から》自分こそはといった態度や気持ち。「—のない話しぶり」

  1. 張り合うこと。競争すること。

  1. 強い勢い。気勢

    1. 「墨摺流 (すりなが) す空の—夕立の雨の一しきり」〈二葉亭浮雲

  1. 競い肌」に同じ。

    1. 職人らしき—の風」〈露伴五重塔

  1. 競い馬」の略。

    1. 「その時の御勝負には…十番の—にてありしよな」〈虎明狂・横座

出典:青空文庫

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